第 121 集 (2014年06月)

□ 新副会長に徐健杓氏 谷口修氏
         広島県日韓親善協会 2014年度理事会・総会

 広島県日韓親善協会は6月5日(木)、広島市のANAクラウンプラザホテルで理事会と総会を開き、2013年度の事業報告・決算(案)と、2014年度の事業計画(案)・予算(案)を承認しました。
  役員人事では理事の徐健杓氏(広島韓国商工会議所会長)と谷口修氏(広島市議会日韓親善有志の会世話人)の両氏を新たに副会長に選任、副会長は9名となりました。また、総会では新たに兼森 裕氏(広島県企業局部長)と三上仁淑さん(酒販店役員)を理事に選びました。高齢などで退任する理事も3名あり、理事・監事はこれまでより1名減の49名となりました。

  この日の総会では釜山広域市韓日親善協会の李鍾均会長の来賓あいさつのあと青木暢之会長が議長をつとめ、第1号議案の2013年度事業報告と決算(案)について浅井事務局長が説明。全員が異議なく拍手で承認しました。
  続いて第2号議案、2014年度事業計画(案)と予算(案)の審議に入り、青木会長が「今の日韓関係は首脳会談も開かれないという異常な状態。このような時こそ民間の出番」として「広島市・大邱広域市青少年交流事業」や「広島韓国青少年囲碁交流」などの民間交流事業を積極的にすすめる、とい内容の事業計画(案)、予算(案)を提案。これも原案通り承認されました。
  次に人事案では今年が2年に一度の役員改選期にあたるため、青木会長は高齢などで予め退任の申し出のあった役員を除く全員の重任を提案し了承されました。そのうえで副会長2名の増員と理事2名の選任が決まりました。
  この日承認された2013年度事業報告と決算、2014年度事業計画と予算、新役員の顔ぶれは次のとおりです。

   2014年度予算と2013年度決算

   収入の部
科目 予算額 前年度額
繰越金 1,337,343 1,378,229
会費 5,900,000 5,810,000
(個人) 530,000 515,000
(法人) 610,000 610,000
(学生) 0 0
(賛助) 360,000 360,000
(特別賛助) 4,400,000 4,325,000
     
特別会費 3,600,000 4,341,000
     
事業収入 1,250,000 1,253,427
その他収入 10,000 298
12,097,343 12,782,954
   支出の部
科目 予算額 前年度額
親善事業費 6,200,000 6,190,627
会報発行費(HP) 120,000 93,000
総会費 1,500,000 1,499,728
諸会費 230,000 230,000
管理費 2,230,000 2,196,313
(人件費) 1,200,000 1,200,000
(事務費) 450,000 415,746
(交通費) 450,000 475,340
(交際費) 30,000 15,000
(会議費) 100,000 90,227
事業経費 1,250,000 1,235,943
予備費(繰越金) 567,343 1,337,343
12,097,343 12,782,954

 

2014年度事業計画

4月16日、韓国の珍島沖で起きた旅客船「セウォル号」の沈没事故は大きな衝撃でした。事故そのものもさることながら、これをきっかけに韓国の社会、経済にさまざまな波紋が広がっています。
事業報告でもふれましたが、日韓関係はいま、国交回復後最悪といわれるほど冷え込んでいます。オバマ大統領をまじえた日米韓首脳の3者会談が3月にやっと実現し、その後修復へむけた動きが見られるものの、先行きが見通せません。
折りも折り、嫌韓ムードを助長するヘイトスピーチや一部マスコミの韓国バッシングが続いています。韓流ブームは過去のものになりつつあるのではないかとの懸念が生じます。
このような雰囲気の中で起きた大事故。韓国国内ではさまざまな自粛の動きが広がり日韓交流に影響が及ぶことも心配されます。
来年2015年は日韓国交回復後50年の節目の年です。日韓両国が半世紀の教訓と蓄積をもとに未来志向のウィンウィンの関係が築けるよう願っています。当協会といたしましては、そのためにも文化・スポーツなどの交流を活発にし、草の根市民の相互理解をすすめるために、努力いたします。
会員の皆さまにはこれまでにも増してご協力を賜りますようお願いいたします。

<実施済み事業>

5月3日(土)「大邱の日」記念セレモニー(カーネーションステージ)
〃    夜 大邱日本協会訪問団歓迎会
  〃 ~5日(月)「韓国・大邱マダン(ひろば)」開設(「大邱の日」実行員会主催)
6月5日(木)理事会・総会・「会員の夕べ」(ANAクラウンプラザホテル)

<実施予定事業>

7 月 広島市・大邱広域市青少年交流事業(大邱青少年の受け入れ)
8 月 広島・韓国青少年囲碁交流10周年記念大会(釜山・大邱)
11月 第9回「スピーチ&交流」(広島市留学生会館)
12月 「忘年・会員の夕べ」

当協会の会員数は法人95社(団体)、個人214名です。引き続いて会員の増強につとめます。
東広島市に近く日韓親善協会が結成され、当協会にご加入いただくことになりました。今後、同協会とも連携して親善事業をすすめます。

(役員人事)   

 

特別顧問 徐 張 恩根 駐広島韓国総領事館総領事
  湯崎 英彦 広島県知事
  林 正夫 広島県議会議長
  松井 一実 広島市長
  碓井 法明 広島市議会議長
  小村 和年 呉市長
  神田 隆彦 呉市議会議長
  平谷 祐宏 尾道市長
  深山 英樹 広島商工会議所 会頭
名誉会長   堀 口 勲 元会長 中国放送 相談役
  金井宏一郎 元会長 中国放送 相談役
  安東 善博 前会長 中国放送 相談役
常任顧問   朴 義 鍾 民団広島県本部 常任顧問
  朴 昭 勝 民団広島県本部 常任顧問
  金 孝 烈 広島韓国商工会議所 常任顧問
  権 五 源 民団広島県本部 常任顧問
  平岡 敬 元広島市長
  大曽根 哲夫 前広島県議会副議長

 

会 長   青木 暢之 中国放送 役社長
副会長   天野 孝三 三次日韓親善協会 名誉会長
  姜 仁 秀 八千代病院グループ 理事長
  権 養 伯 伯和グループ 会長
  沈 勝 義 民団広島県本部 団長
  竹川 和登 元呉市議会 議長
  井上 一成 信用組合広島商銀 理事長
  松浦 幸男 広島県議会日韓友好促進議員懇話会 会長
徐 健 杓 広島県韓国商工会議所 会長
谷口 修 広島市議会日韓親善有志の会 世話人
専務理事   玉 木 実 中国放送 顧問
理 事   市川 太一 広島修道大学 学長
  井下 春子 翻訳家
  李 英 俊 韓国民団県本部 議長
  榎並 毅 ダイソー 監査役
  榎崎 哲也 ひろでん中国新聞旅行 社長
  大辻 茂 広島ホームテレビ 社長
  大中 恒男 オオケン 社長
  小田 政治 JA広島中央会 常務理事
金井 誠太 マツダ 副会長
兼森 裕 広島県企業局 部長
  権 俊 五 韓国民団県本部 監察委員長
栗林 寛二 中国新聞社 専務取締役
  栗原 俊二 広島県議会日韓友好促進議員懇話会 副会長
  児玉 浩 広島県議会日韓友好促進議員懇話会 副会長
  小溝 泰義 広島平和文化センター 理事長
  佐々木 謇 NPO 友愛アカデミー 理事
  芝  清 広島県議会日韓友好促進議員懇話会 副会長
  金 正 洙 広島韓国商工会議所 前会長
  田中 勝邦 広島六大学野球連盟 理事
  崔 圭 憲 広島韓国教育院 院長
  陳 泰 坤 東原 社長
  登島 啓次 韓国留学生後援会 会長
  中田 選 NPO法人 世界 理事長
  永野 正雄 テレビ新広島 社長
  中本 隆志 広島県県議会日韓友好促進議員懇話会 副会長
  朴 喆 鍾 広島韓国商工会議所 元会長
  原田 啓吾 中国税理士会 会長
  原森 勝成 中国放送 取締役コンテンツビジネス室長
  卞 在 輝 清水観光 会長
  平木典道 広島市議会日韓親善有志の会 世話人
  福島 真平 広島テレビ放送 会長
  藤井正一 広島ユネスコ協会 理事
三上 仁淑 酒販店 役員
  文 松 子 韓国婦人会 会長
安田 祥行 ひろしま国際センター 専務理事・事務局長
〃事務局長   浅井 昭秋 中国放送 社友
監事 山田 昌徳 広島商工会議所 産業・地域振興部長
宋 萬 寿 広島韓国青年商工会 会長

 (※印は新任、理事は50音順)


□ 新総領事・知事・市長・県市議長も出席
            240名で盛況 2014年度「会員の夕べ」

通常総会のあと、会場を移して午後6時半から恒例の「会員の夕べ」が開かれました。
  この日は広島県の湯崎英彦知事、林正夫県議会議長、広島市の松井一実市長、市議会の碓井法明議長、呉市議会の神田隆彦議長、広島商工会議所の深山英樹会頭ら政財界のリーダーが勢揃い。釜山広域市から李鍾均会長ら代表2名出席しました。
  駐広島韓国総領事館からは着任して間もない徐張恩総領事をはじめ領事、副領事、職員ら。県内各大学で学んでいる留学生ら40名余りも加わり多彩な顔ぶれでした。
  「夕べ」はまず広島県日韓親善協会の青木暢之会長があいさつしたあと、来賓の総領事・知事・市長が祝辞を述べました。徐張恩総領事は「広島県日韓親善協会は日本の日韓友好団体のなかで一番の活動をしている」と称えました。
  湯崎知事も両国の高校の間で提携がすすんでいる例などを挙げて、政府間の対立が続く中で民間の果たす役割が大きいことを強調、市民交流への期待を示しました。

林県議会議長の発声で乾杯のあと懇談に移りました。会場には当協会の主婦ボランティア、李菊枝さんらがつくった韓国家庭料理や韓国婦人会差し入れのキムチが並べられ、韓食を求めて長い列ができていました。
  ステージでは広島韓国伝統音楽院の朴裕恵さんらによる舞が披露されました。
  また、この日はアシアナ航空から広島―ソウル往復航空券や記念品のプレゼントがあり、尹明喆支店長が抽選箱からくじを引くたびに歓声やため息がもれていました。
  この日の抽選でソウル往復航空券を引き当てたのは「広島市議会日韓親善有志の会」の世話人、平木典道さんでしたが、平木さんは「留学生のために役立ててほしい」と、受け取りを辞退。当協会の判断で留学生の世話役をしている広島地区韓国留学生連合会会長にプレゼントしました。