会長挨拶

草の根交流をさらに広げよう

広島県日韓親善協会会長 畑矢 健治

  

 

長崎県対馬北端の展望台から、韓国釜山の街の灯りを見たことがあります。海峡を隔てた二つの国の近さを実感しました。時代をさかのぼれば瀬戸内海を頻繁に訪れた朝鮮通信使も対馬にまず寄港し、瀬戸内の港にさまざまな交流の跡を残しています。広島県内では、呉市下蒲刈町、福山市鞆にその足跡をしっかりととどめています。世界記憶遺産にも登録されました。その歴史的意義を認識し、さらなる交流の絆を深めましょう。 

 

 

広島県日韓親善協会会長を拝命いたしました。中国放送社長に戻りましたので1年半ぶりに会長の大役をつとめさせていただきます。精一杯取り組んでまいりますのでよろしくお願いいたします。

 

国家間の交流は外交的にはぎくしゃくしたものがあります。しかし日韓を行き来する交流人口は年間1000万人を超えています。広島での市民レベルの交流はさまざまな成果をあげています。広島市、大邱広域市の中高生の相互訪問、日韓スピーチコンテスト、広島韓国青少年囲碁交流もしっかりと友好の輪を広げています。広島フラワーフェスティバルでの大邱の日イベントもすっかり定着しました。美術、音楽の作家、演奏家の展覧会、コンサートも盛んに開催されています。

 

韓国から広島、広島から韓国を訪れる観光客、留学生も増えています。一衣帯水のお隣り同士として草の根の交流をもっともっと広げるお手伝いをしたいものです。