会長挨拶

会長 岡畠 鉄也
会長 岡畠 鉄也

市民交流の絆を太くしよう

広島県日韓親善協会会長 岡畠 鉄也

  

当協会は昨年(2017年)設立50周年を迎えました。日韓両国が国交正常化した2年後の19676月以降、市民レベルの交流を積み重ね、「近くて遠い国」から「お隣さん」のお付き合いに発展させようと、活動を続けて参りました。その甲斐があって、2004年から日本棋院広島県本部と取り組んできた広島・韓国青年囲碁交流が、2017年度の高円宮賞を受賞し、妃殿下から直接賞状と副賞を賜りました。嬉しい話といえば、当協会が熱望していた朝鮮通信使の世界記憶遺産への登録も実現しました。50周年という節目の年、大輪の花を添えていただきました。

このたび、9代目会長を拝命いたしました。歴代中国放送の社長で1994年以降会長をつとめられた堀口、金井、安東、青木、畑矢氏に比べ力不足ではございますが、精一杯取り組んで参りますのでよろしくお願いいたします。

 私事で恐縮ですが、韓流時代劇にはまって10年以上になります。「チャングムの誓い」をきっかけに、レンタルビデオ店に並ぶドラマはほとんど見ました。長尺のストーリーにもかかわらず、二度、三度視聴したものもあって、自分でも呆れるほどです。なぜ異国のドラマにこれほどまでに魅せられるのか。答えは簡単です。面白いからです。市民交流もそれで良いのではないでしょうか。「面白い」とか「楽しい」とかいう率直な感情を共有することが、お互いを理解し、仲良くなれる前提になると思います。

 当協会は半世紀という歩みを経て、60年いや100年に向けて新たなスタートを切りました。朝鮮通信使をはじめ、先人たちが悠久の時を経て紡いだ交流の絆を引き継いでいかねばなりません。そして、その絆をどう太くしていくのか、皆さんとともに知恵を絞りたいと思います。

 

2018年1月