第 14 集 (2005年06月)

 

□ 金井会長を再任 理事も 6名増の46名に
   (05年度広島日韓協理事会・通常総会)


 広島県日韓親善協会の 05年度 総会が 6月13日(月)広島市中区のリーガロイヤルホテルで開かれ、 05年度の事業計画、予算、役員人事、規則改定などについて 審議した結果、いずれも原案通り承認されました。
 決定された 05年度の事業計画のうち 主なものは、日韓国交回復40周年を記念して企画している 第1回日韓青少年囲碁交流、広島交響楽団の 韓国公演、コリアンフェスティバルの開催など。
 このうち青少年囲碁交流は 8月21日(日)から 24日(水)までの 4日間、釜山・大邱の両広域市、慶尚南道の 3道市から 凡そ 50人の小・中・高校生を招き、広島の青少年と交流対局を行なおうというもので、外務省の「日韓友情年事業」に 認定され、(財)日韓文化交流基金の助成も内定しています。広島交響楽団の韓国公演は 10月16日(日)から19日(水)まで 釜山、大邱、ソウルの 3都市での 演奏を予定しています。
 このほか、教育、スポーツ、文化などの分野の日韓交流への支援などを盛り込んで

います。
  これらの予算は以下の通りです。

 

   2005年度予算  
  収入の部
科目
繰越金
会費

(賛助)
(法人)
(個人)
(学生)
(準会員)
(特別会費)
(特別賛助金)

雑収入

予算額
252,876
8,490,000

520,000
600,000
650,000
75,000
80,000
1,600,000
4,965,000

170,000

8,912,876
前年度決算額
1,070,120
7,165,000

520,000
580,000
625,000
75,000
0
0
5,365,000

79,400

8,314,520
支出の部
科目
親善事業
会報発行費
総会費
諸会費等
管理費

(人件費)
(事務費)
(交通費)
(交際費)


繰越金
予算額
4,500,000
250,000
1,800,000
260,000
2,000,000

1,200,000
400,000
350,000
50,000


102,876
8,912,876
前年度決算額
4,347,079
171,000
1,243,662
260,000
2,039,903

1,200,000
459,693
380,210
0


252,876
8,314,520

 

   今回の総会・理事会では役員の改選も行われ、金井宏一郎会長が再び会長に選任されたほか、 理事は これ迄より 6名多い 46名を選出しました。(退任 3名 新任理事 9名)

  新任役員は以下の通りです。

  広島県日韓親善協会役員名簿
  役 名   氏  名     職業(役職名)
  名誉会長   山崎 芳樹 元会長 マツダ 名誉会長
    堀 口 勲 前会長 中国放送相談役
  顧 問   金 演 権 駐広島韓国総領事館総領事
    藤田 雄山 広島県知事
    新田 篤実 広島県議会議長
    秋葉 忠利 広島市長
  藤田 博之 広島市議会議長
  宇田 誠 広島商工会議所会頭
    朴 義 鍾 民団広島県本部常任顧問
         
  会 長   金井宏一郎 中国放送社長
  副会長   天野 孝三 西日本コクユ社長、三次日韓親善協会名誉会長
    姜 仁 秀 広島韓国商工会議所会長
    朴 昭 勝 民団広島県本部団長
    松浦 幸男 広島県議会日韓友好促進議員懇話会会長
  専務理事   玉 木 實 中国放送顧問
  理 事   市川 太一 広島修道大学教授
    井下 春子 翻訳家
    今 中 亘 中国新聞社社長
    林 権 植 広島韓国商工会議所前副会長
    大曽根哲夫 広島県議会日韓友好促進議員懇話会副会長
    大中 恒男 オオケン社長
    梶岡 澄彦 広島ハミング歌謡協会会長
    上川 孝明 前広島市教育委員長
  紙元 秀樹 ひろしま国際センター専務理事
    北川 一也 北川鉄工所会長
    金 明 浩 広島韓国教育院院長
    久保 行夫 ひろでん中国新聞旅行社社長
    児玉 正憲 広島修道大学学長
    小早川隆幸 中国税理士会会長
    後藤 文生 広島テレビ放送社長
    権 五 源 民団広島県本部監察委員長
    権 養 伯 伯和グループ社長
    斎藤 忠臣 広島平和文化センター理事長
    清水 徳之 海上保安大学校元教授
  沈 勝 義 備北清掃社社長
    成 徳 源 せら興産社長
    徐 健 杓 海田金属社長
    竹川 和登 呉鎮海友好議員連盟専務理事
  田辺 直史 広島県議会日韓友好促進議員懇話会副会長
  谷 口 修 広島市議会日韓親善有志の会世話人
    鄭 義 夫 信用組合広島商銀理事長
    陳 泰 坤 東原社長
    登島 啓次 韓国留学生後援会会長
    中 田 選 NGOひろしま未来グループ代表
    永野 正雄 テレビ新広島副社長
    朴 喆 鍾 民団広島県本部議長
    朴 南 珠 韓国婦人会広島県本部会長
    橋本 宗利 広島ホームテレビ社長
  平木 典道 広島市議会日韓親善有志の会世話人
  平田 修己 広島県議会日韓友好促進議員懇話会副会長
  藤井 正一 広島ユネスコ協会常務理事・国際部長
    卞 在 輝 清水観光社長
  三宅 恭次 中国放送取締役
  尹 光 鳳 広島大学総合科学部教授
    渡辺 一秀 マツダ会長
  監 事 石津 茂 広島商工会議所事務局長
    李 英 俊 広島韓国青年商工会会長
  事務局長   浅井 昭秋 中国放送社友
    印 は新任 (副会長・理事は50音順)

 

 
 

講演会には150人が参加

「韓国の今を見る-反日の現状と背景」
藤井正一さんが講演

05年度通常総会
(講演会)



 

□ 釜山・慶尚南道 代表も参加
    盛大に「会員の夕べ」開く


 広島県日韓親善協会は、6月13日(月) 総会・講演会のあと「会員の夕べ」の懇親パーティーを開き、国の内外から 350人が参加しました。
 韓国からのゲストは 釜山広域市韓日親善協会の李鍾均(イージョンキュン)会長と

金正(キムジョン)副会長、慶尚南道韓日親善協会の 鄭珉鎔(チョンミンヨン)名誉会長と崔元斗(チェウォンドゥ)副会長の 4人。日韓親善協会中央会の越智通雄理事長も出席しました。 駐広島韓国総領事館の金演権総領事、広島県の藤田雄山知事、広島市議会の浅尾宰正議長らも参加し、多彩な顔ぶれが揃いました。
 金井宏一郎会長のあいさつのあと金演権総領事と藤田知事が「日韓関係は ここに来てギクシャクしているが、こんな時こそ 民間団体の役割が大きい。 金井会長を中心とする広島県日韓親善協会のこれまでの実績を高く評価し、国交回復40周年の今年の活動を期待する」と祝辞を述べました。
 この日は、広島県議会の日韓友好促進議員懇話会の大曽根哲夫副会長ら 8人と 広島市議会の日韓親善有志の会の 8人も参加し、 代表して大曽根副会長の「コンベ!」の発声で乾杯しました。
 このあと 韓国語講座の受講生の代表が、韓国からの 4人のお客様を前に韓国風漫談を披露し、会場の爆笑をさそいました。また、広島ハミング歌謡協会の 梶岡澄彦会長らによるカラオケや女子ハンドボール メイプルレッズの林五卿監督らのあいさつがありました。エリザベト音大の韓国留学生 車景實さん姉弟が 「浜辺の歌」など日本 韓国で親しまれている懐かしい歌を披露。ゲストの釜山協会の金正副会長がアカペラで飛び入り参加する一幕もありました。
  毎年「会員の夕べ」に花をそえている韓国婦人会県本部は、ことしは 9人が出演、開会前におなじみの「チャンゴ」を演奏し、パーティーでは 韓国民謡 を歌って会場の雰囲気を盛り上げました。
  また、今年は 韓国料理コーナーをこれ迄以上にに充実させ、李菊枝さんらボランティアグループが手によりをかけてつくったトッポギやナムル、 サンゲタンなどの多彩な料理が参加者の人気を呼んでいました。








 
 

金井宏一郎会長

    「会員の夕べ」の参加者は 350人----

 
 

金演権総領事

 

  韓国語講座の皆さんの
 「漫談」で韓国協会を歓迎

 
 

越智通雄
日韓協中央会理事長

 

 釜山協会李鍾均会長(左)
 と金正副会長

 
 

藤田雄山知事

 

 金井会長(右)と鄭珉鎔
 慶尚南道協会名誉会長

 
 

浅尾宰正
広島市議会議長

右から藤田知事、

金演権総領事
朴昭勝民団団長、

渡辺一秀マツダ会長

女子ハンドボールで

今年も連戦連勝
メイプルレッズの韓国選手

 
 

韓国婦人会の
チャンゴ演奏

 

 広島ハミング歌謡協会の
  梶岡会長らも出演

 
 

韓国婦人会の
民謡も---

   
 
 

飛び入り出演した
エリザベト音大の車さん姉弟

 

 韓国食はボランティア
  グループが調理