第 53 集 (2008年11月)

□ 大賞に 高橋さん、福場さんら
     「第3回 スピーチ & 交流」 (11月 8日)

  広島韓国教育院と広島県日韓親善協会が主催する「第3回 日韓(韓日)広島マダン スピーチ & 交流」が 11月 8日(土)、広島市南区の広島市留学生会館で開かれ、留学生、主婦など 300人余りが参加しました。
  開会に先だち、広島県日韓親善協会の金井名誉会長が「言葉はコミュニケーションのツールとして欠かせません。日頃の勉強の成果を存分に発揮して下さい」とあいさつ。駐広島韓国総領事館の 許徳行総領事や民団広島県本部の権五源団長の祝辞のあと、第1部のスピーチコンテストが行われました。
  今年のコンテストには「韓国語部門」に 30名、「日本語部門」に 7名が参加。それぞれ自分が選んだテーマで、3分間、スピーチしました。
  「韓国語部門」に挑戦したのは 小学 3年生(9歳)から 65歳の主婦まで、年齢層もとりどり。韓国語をはじめたばかりの在日2世から 4世や韓流ドラマを通じて 韓国に興味をもち、韓国語の勉強をしている日本人学生や主婦などが、それぞれの体験をもとにコンテストに臨みました。中には、自分が習っている琴「伽耶琴」(カヤグム)の現物を持ち込んだり、 フリップカードを作ったりする演出もみられました。
  また、「日本語部門」で出場した 7名は全員が広島大学の韓国人留学生。留学経験 1~2年とは思えない流暢な日本語でスピーチし、会場を沸かせました。

    審査の結果は次の通り

    <韓国語部門>
  ◎ 大 賞 高橋 知春 「私の伽耶琴」
福場 彩 「言葉の壁を越える母のユーモア」
  ◎ 金 賞 市場千恵望、石井 芳子
  ◎ 銀 賞 松枝 澄子、新見 友枝、藤本真理子
  ◎ 銅 賞 中山 知佳、石川まゆみ、蔡美知子、古田ミホコ
  ◎ 特別賞 棟本 晃司、白 梨 華、李 勲

    <日本語部門>
  ◎ 大 賞 ペサン ミョン「運命的な出会い」
  ◎ 金 賞 カン ミンチャン
  ◎ 銀 賞 キム ウンボム
  ◎ 銅 賞

キム ジヒョン

尚、大賞の三名には広島ソウル  往復航空券が贈られました

   

 

開会で挨拶
広島韓国教育院 林一圭院長

来賓の方々(右から)
日韓協 金井宏一郎名誉会長
韓国総領事館 許徳行総領事
民団県本部 権五源団長

来賓を代表してご挨拶
許徳行総領事

司会者 新長太さんと車景實さん(右)

日本語審査員
藤井正一理事と玉木実専務理事(右)

韓国語審査員の尹光鳳広大教授(中央)

熱弁をふるう出演者

チマチョゴリで出演する女性

流暢な日本語でスピーチ
韓国人広大留学生

小学生の出演者、棟本 晃司 君

アトラクション カヤグムの演奏

大賞(アシアナ航空 ソウル往復チケット)を受賞した高橋知春さんと福場彩さん



 

コンテスト終了後 交流会

ボランティア手作りの韓食に舌鼓

 
  写真撮影:
    山崎 頼久さん(



伽耶琴演奏のアトラクションのあと、第2部の交流会に移り、例年どおり 李菊枝さん 佐々木美智枝さんら ボランティア グループの手作りの韓国料理を楽しみながら出席者が交流し、あちこちで覚えたての韓国語による会話の花が咲いていました。
  「第3回 スピーチ & 交流」は今年も盛況のうちに終わりました。
  ご協力いただいた団体は以下のとおりです。
  有難うございます。
    駐広島韓国総領事館、民団広島県地方本部、信用組合広島商銀、広島韓国学園
    アシアナ航空広島支店
    韓国観光公社福岡支社