第156集 (2019年08月)

 □ 囲碁交流 今年も開催

 夏休み恒例の広島韓国青少年囲碁交流は、今年15年目。8月1日、釜山の代表団を迎えて行われました。昨今の不安な政治情勢で民間交流の中止が相次ぐなか一抹の不安はありましたが、釜山から21名の選手団13名の役員・保護者の一行は、正午過ぎ笑顔で広島入りしました。

 

会場のアステールプラザホテルで出迎えた広島側21名の選手と役員保護者と昼食会。そして午後1時、オープニング式典で広島県日韓親善協会の畑矢健治会長、釜山韓日親善協会の朴洪圭(パクホンギュ)会長が「短い時間だが楽しく、充実した交流を」と挨拶されました。

 

その後早速対局に入りましたが、釜山側は有段の実力者が多く、迎える広島側は実力さまざま、46歳の幼稚園児3人も参加して和やかな雰囲気の対戦となりました。

対局後は、会場を隣の文化交流会館のレストランに移して歓迎夕食会。

 

共同主催者の日本棋院広島県本部、浅本博理事長の挨拶で、およそ70

 

の参加者がビュッフェ方式の食事を楽しみました。


 

 翌日一行は、当協会の寺内優事務局長と通訳の裵学泰(ペハクテ)さんのガイドで平和公園を訪れ、原爆ドーム、韓国人慰霊碑、資料館を視察しました。

 

 その後、一行は観光のため宮島へ。宮島では、酷暑の中を30分余り歩き食事処「清盛茶屋」で牛丼とうどんセットの昼食を平らげ、無事に帰路につきました。